COOLMAN

今回は一風変わったPCケースを購入したので組み立て解説をしながらレビューしていきます

PCケースがメインなので手持ちのパーツと少しの追加パーツで組みますので、スペック的には大したものではないのですが、興味を持った方の参考になればと思います

実は見た目だけでmini-ITXのキューブ型だと思い込み、届いた箱の大きさで嫌な予感がして商品ページを再度見てみるとATXのミドルタワーだったというミステイクの物でした

数か月放置していたのですが、まとまった時間が出来たので久しぶりにPCを組んでみると楽しくて一気に組んでしまったのです

細かい作りはさて置き、組み上がってみると意外とカッコよく仕上がった感じがします

四面ガラスと20cmのRGBファンが前面と上面に付いている自己主張が強いPCケースなので人を選ぶと思いますが、ネタとしても良しメインで組んでも満足いくPCケースですよ

この記事の目次

仕様

開封

同梱物

COOLMAN

本体は完成済でパーツを取り付けることはありません

付属品は配線を縛る為のタイラップとネジ類、説明書だけですね

本体構成

本体内部は真ん中に仕切りがあり正面から見て右側面はマザーボード、裏面に電源を取り付ける構造となってます

裏のスペースは電源の幅分広く、かなり奥行きがあります

一般的なPCケースとは逆の配置ですね

背面や底面はスカスカで空気の通り道は十分あります

このPCケースの個性である前面と上面の200mmのARGBファンは、周りのリングにLEDが搭載されているタイプで真ん中には仕込まれていません

羽の色が白なので全体的に発光しているような感じになります

上面にUSB2.0×2・USB3.0×1・マイク端子・ヘッドホン端子・電源ボタン・LED制御ボタンが付いてます

端子類が斜めに刺さるので抜き差しが楽そうですね

HDD・SSD取付位置

2.5インチSSD・HDDはこの位置に配置できます

ケース背面からネジ固定できますが、ぴったりハマるので刺しておくだけで良いと思います

問題は3.5インチHDDの取り付けですね

上下の仕切り版を外さなければ右側の取り付け位置が使えません

しかし・・・

何故かリベットで止めてあるので、ドリルで頭を落として取ってしまうしかありません

取った後に再度取り付けるにはリベットを打つか、別な方法で取り付けなければ元に戻らないです

工作技術がある方以外は取らない方が無難ですね

グラフィックカード取り付け長

最大280mmなのでご注意を

CPUクーラーに240mm簡易水冷を取り付ける場合、前面にしかラジエーターが付かないのでファンの厚みも足してさらに空間が狭くなります

その他

本体底面です

黒テープで目張りしているので「何かな?」と思い剥がしてみると、上面パネル部が出て来ました

本体上パーツと下パーツは全く一緒の物を使っているんですね

開封して一通り見てみると、上面プラスチック部位にキズと裏側の一部が抉れてます

製造工程で出来たものだと思いますが・・・

前面ファンにネジ頭が乗っかっています

よく見ると反っていますので、ネジを取ってフラットにしました

1万以上するケースなのでもう少し頑張ってほしい

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組み立て

パーツ

今回の組み込みパーツは以下の通りです

  • CPU : AMD Ryzen 5 3500
  • マザーボード : ギガバイト B450 AORUS ELITE V2
  • メモリー : G.Skill Trident Z RGB F4-3200C16D-32GTZRX
  • グラフィックカード : MSI GTX1080 AERO
  • SSD : ADATA ASX8200PNP-1TT-C XPG SX8200 Pro PCIe Gen3x4 M.2 2280 SSD 1TB
  • ※電源 : Thermaltake Smart BX1 RGB 650W
  • ※CPUクーラー : ALSEYE MAX 120Z
  • ※wifiモジュール : Ziyituod WiFi 6 PCIE カード 802.11AX
  • ※ケース背面ファン : Anidees AI Aureola Duo 80mm RGB PWM
  • ※ケース底面ファン : EZDIY-FAB 120mm RGB PWM PCケースファン LEDストリップ付き

今回新規で購入したものだけピックアップしていきます

電源はThermaltake RGB 650w

CPUクーラーはトップフロー型RGBファンで安いものをチョイス

マザーボードにwifiがないのでPCI-E接続の無線モジュールを追加

背面ファンが80mmしか付きません

せっかくなのでARGBファンの物を探したのですが選択肢はこれしかなかったです

少しお値段高めで3個セットの物ですが、作りはしっかりしていて値段相応の物ですね

いつか使うだろうと買って放置しておいた120mmARGBファン3個セットLEDストリップ付きで¥3599の格安ファンです

パーツインストール

マザーボードにCPUを取り付けます

ryzen3500ですが、まだまだ現役で頑張ってもらいましょう

CPUクーラーの冷却性能はTDP75wまでと記載しています

ryzen3500はTDP65wなのでなんとか大丈夫でしょう

CPUクーラーALSEYE MAX 120Zを使う場合はメモリーの高さに注意です

内側のスロットに干渉しました

ケースにマザーボードを取り付けたのですが、何かヘンですよね?

上下逆に取り付けます

見慣れないので違和感というか斬新ですね

電源はこの位置

マザーボードの裏側に設置します

80mmファンを背面に取り付けます

せっかくなので裏面の背面にも設置しました

底面に120ファンを取り付けます

ネジ穴が無いので下に置くだけでも良いのですが、一応両面テープで固定します

ギガバイト B450 AORUS ELITE V2にはwifiが無いので、無線モジュールを取り付けてみました

ねじを取り付ける際、ドライバーが斜めにしか入っていきません

手持ちのGTX1080グラフィックカードで1cmぐらい余裕があります

巨大なカードは物理的に無理でしょうね

適当にLEDストリップと今回はM.2 SSDを取り付けます

配線処理なのですが、4面ガラスなので裏面が丸見えになります

なので底面の空間と前面の下に押し込みました

なかなかスッキリとした裏面になったと思いますが、考察の余地はありですね

エアフロー

前面・上面の200mmファンはどちらも吸気方向に取り付けられていました

吸気過多なので背面と底面を排気にしてあります

ガラスパネルと本体の隙間はかなり空いています

エアフローは気にしなくても良いですね

ここまでスカスカだと「オープンフレームケース」なのではと思ってしまいます

ファンのエアダストフィルターは付いていません

完成

鏡面仕上げは前面のガラスだけで、他の3面は普通のガラスパネルです

底配線をしたおかげで両サイドの見た目はすっきりしています

左面の空間はかなりありますので、アイデア次第で面白いケースになりそうですね

底面のRGBファンが少し賑やかになってしまいました

写真で見るよりも実物の方がクッキリ派手派手になっております

マザーボードのLED制御ピンにコネクターを刺すとマザーボードからも制御できます

ケース上面のLED制御ボタンでも発光パターンが変えられるので、お好みで光らせましょう

良かった点・悪かったところ

残念なポイント

作りが残念

ちょっとした擦り傷は許せても、切り欠きは「ん?」と思いますよね

内部のスチール部(鉄板)がペラペラで、押すと簡単に曲がりそうなぐらいです

軽量化には良いのでしょうけど・・・

奥行きが狭い

グラフィックカードの取り付け長が最大280mmなのも残念ですね

簡易水冷を付けたい方で280mmのGPUを取り付けるとしたら、120mmのシングルしか選択肢がありません

ツインやシングルファンタイプのGPUだと安心して付けられそうですが・・・

良かったところ

持ち手

本体の上部にハンドルがあります

頑張れば片手で持ち上げることが出来ますので重宝しますよ

空間

本体内部(特に裏面の空間)がありますので、自由にデコっちゃいましょう

まとめ

COOLMAN

COOLMAN 四面ガラスPCケース 金刚Gorillaですが、サイズ的には横幅があるだけで奥行きと高さが無くミドルタワーケースとしては場所を取らないのでデスクの上に置いても意外としっくりきます

ほぼオープンフレームなのでマメにエアーを吹くなりメンテナンスをしなければなりませんが、それはどんなケースでも一緒なのでデメリットではないと思います

内部空間は広くメンテナンス性抜群で、アイデア次第で自分好みにカスタマイズなんていうのも良いかもですね

200mmケースファンは静かで低回転大風量で良いのですが、壊れた時に代替品を探すのが苦労しそうです

見えないところの作りがいまいちポイントなのですが、コンセプトは面白いものがありオリジナリティ溢れるケースでした

四面ガラスPCケースを検討している方は十分選択肢に入ると思いますよ

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